こんちは ひこにきです!
AWS EC2 に redash.io の公式AMIを使って redash を構築しました。今回はアカウント招待用などで利用するメールの設定について説明しようと思います
メール送信で利用するサービスは Amazon Simple Email Service(SES)になります
前提条件
EC2上 に redash.io の公式AMIを使って redash を構築していること
EC2の詳細な構築方法は割愛しますが、AWSコンソールにログインして redash.io の 公式サイト のページでAWSのセクションにあるリージョンのAMIのリンクをクリックして EC2 を起動することでRedashのサーバーを構築することができます
日本の場合は、東京リージョン(ap-northeast-1)の横のAMIを選択してください
SES で Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) の設定をしていること
Amazon SES > SMTP 設定 で 「SMTP 認証情報の作成」をしてメール送信用の ユーザ、パスワード を取得してください(※送信元ドメインやメールアドレスなど設定されている前提です)
Redash のメール設定方法
設定内容
環境変数に設定する項目、内容については以下の通りです。 ※で説明を記述している箇所以外は下記固定で大丈夫だと思います(リージョン異なる場合は前の項目のSMTPの設定内容を転記してください)
REDASH_MAIL_DEFAULT_SENDER=noreply@hogehoge.com ※ 送信元メールアドレスを設定
REDASH_MAIL_SERVER=email-smtp.ap-northeast-1.amazonaws.com
REDASH_MAIL_PORT=587
REDASH_MAIL_USE_TLS=True
REDASH_MAIL_USERNAME=XXXXXXXXXXXXXXXXX ※ SMTP認証のユーザ(アクセスキー)を設定
REDASH_MAIL_PASSWORD=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX ※ SMTP認証のパスワードをせて値
REDASH_HOST=https://report.hogehoge.com ※ redash の URLを設定
REDASH_HOSTの記述がないサイトが多いですが忘れずに設定してください。
環境変数の設定方法
Redashのメール設定で検索すると環境について詳細にかかれていないサイトも多くあり少しハマりました。今回は公式AMIを前提なので EC2上でDockerが稼働しているためその設定反映方法について説明したいと思います
EC2へのSSH
公式AMIで構築前提なので ssh するアカウントは ubuntu になります
ssh -i ~/.ssh/{pemファイル} ubuntu@{サーバーIPアドレス}
環境設定ファイルの編集
環境変数ファイルは root で作成されているので root で編集します(設定内容は上記参照)
$ sudo -i
# ls -l /opt/redash/env
-rw-r--r-- 1 root root 640 Oct 17 02:47 /opt/redash/env
# vi /opt/redash/env
※ファイルの場所は /opt/redash/env です
環境変数の反映
Docker のサービスを再起動して環境変数を反映させます
# cd /opt/redash
# docker-compose up -d
docker-compose restart では環境変数が反映されませんので注意してください
今回はRedashのSESメール設定方法について解説いたしました。いかがでしたでしょうか
※ 他の Google OAuth などの設定などについても redash.io の公式サイト(英語)に解説していますのでぜひ参考にしてください
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